アーカイブ | 12月 2016

  • 炭水化物抜きでスープだけで肥満は解消できる?

    炭水化物と言うとよく肥満の最も大きな原因として取り上げられることが多く、実際少し前のテレビなどでは炭水化物を食べない「炭水化物抜きダイエット」といった方法もよく紹介されていました。 そのなかでは野菜のスープなどを主な食事にしていくわけですが、しかしこの方法で痩せるのかと言われるとかなり怪しいとして考えなくてはなりません。 確かに炭水化物を抜くということは体重を落とす上で極めて優れた結果を出すことにつながるでしょう。 人が活動する際には炭水化物から得られるエネルギーを使うわけですが、エネルギーが余った場合には脂肪などの形で蓄積されることになります。 そのため炭水化物抜きにすれば脂肪がつくことが減り、エネルギーが必要な時にはすでに体にあるエネルギーを使わざるを得なくなりますから2~3キロ程度の減量はかなり早い段階で効果が出ます。 しかし問題なのが、炭水化物は人間が活動する上で最も重要なエネルギーのひとつであるというところです。 特に脳が活動する際に使うエネルギーであるブドウ糖は大半が炭水化物から得られるものであるため、炭水化物抜きのダイエットではこのブドウ糖が慢性的に欠乏することを引き起こしかねません。 そうなれば脳の活動レベルは低下しますから普段から頭がぼーっとしたり、脳がエネルギー不足であるということで強い空腹感に苛まれることにもつながります。 そして何よりも、炭水化物抜きの状態の体は不足したエネルギーを補うためにタンパク質を分解し始めることを知っておかなくてはなりません。 タンパク質は人の身体を構成する重要な成分であり、皮膚や髪の毛もタンパク質から出来ています。 そのため過剰な炭水化物抜きダイエットは肌荒れや薄毛といった外見的に極めて重大な悪影響を引き起こす可能性があるわけです。 適切にコントロールできない状態で炭水化物抜きダイエットを始めるのは危険ですから、やめておいた方が良いでしょう。